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研修医記録

新潟大学医歯学総合病院 臨床研修医 竹内美香(研修期間H31.2.25~H31.3.31)

新潟大学医歯学総合病院 臨床研修医 竹内美香(研修期間H31.2.25~H31.3.31)

 5週間大変お世話になりました。これまでの関東からの研修医の先生とは違い、私は新潟県内からの研修医でした。とは言っても、新潟に住んで2年目であり、この研修を機に初めて阿賀野市を訪れました。あがの市民病院は新潟市から3〜40分の距離にありますが、病院が密集し施設毎に異なる役割を持っている新潟市内とは異なり、地域にとって幅広い役割を兼ね備えていることがわかりました。一般病棟で急性期治療を行い、地域包括ケア病棟でリハビリテーションや退院調整をし、さらに慢性期で介護が必要となった患者さんは療養病棟へ、という一連の流れを一つの病院の中で完結させるような仕組みがありました。また、近隣の三次病院で急性期治療を終えた後の慢性期治療を行ったり、一方で高次病院での対応が必要な場合は、転院依頼をしなければならなかったりと、これまでとは異なる立場を経験することができました。
 今回の地域研修では、初めて自分で外来を行い、入院になった際には主治医として診療をさせて頂きました。一般内科外来ということで症状は多岐に渡り、広い知識が求められました。自分の知識の不十分さに不甲斐なさを感じながらも、上級医の先生方からご意見を伺いながら、それぞれの症例に合わせて診察、検査、鑑別、治療を行いました。再診日までは気が気でない思いで過ごしましたが、元気な顔をみせてくださった際にはとてもやり甲斐を感じることができました。一方で、自宅で薬を服用できていなかったという方もいらっしゃり、それぞれの患者背景も考慮する必要性を思い知らされました。
 入院主治医として患者さんやご家族と接するにあたり悩むことも多かったですが、ナースステーションでパソコンに向き合っていると、スタッフの方々がいつも声を掛けてくださいました。私では知り得ないような情報をくださったり、コメディカルスタッフだからこその視点からのアドバイスをくださったりと、他職種間のコミュニケーションの大切さを身をもって感じることができました。
 日毎に増す春の陽気を感じながら、少し雪のかぶる五頭山に向かって車を走らせる日々ももう終わりを迎えると同時に、私の2年間の研修医生活も終わりになります。2年間の最後一ヶ月という時期に、地域研修としてあがの市民病院で研修することができたのは非常に有り難い経験でした。これから同じ新潟県で一人の医療者として働いていけるよう、今後も精進して参りたいと思います。藤森院長をはじめ、上級医の先生方、スタッフの皆様のおかげで充実した地域研修を送ることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。

関東労災病院 臨床研修医 谷島智哉(研修期間H31.2.4~H31.3.3)

関東労災病院 臨床研修医 谷島智哉(研修期間H31.2.4~H31.3.3)

 1ヶ月間,大変お世話になりました.
 外来と主治医としての入院管理,訪問診療など貴重な経験をさせていただく中で,地域の方々の社会背景や様々な不安を生で耳にし,直接向き合うことの大切さや,価値のある介入をすることの重要性を実感することが出来ました.外来では,高血圧や脂質異常症といった慢性疾患や喫煙など,患者さんそれぞれの生活環境への理解を求められる疾患をきちんと考える機会を得られたのが,良い勉強になりました.入院患者さんの主治医を務めるのは,初めての経験であり,患者さんから学ばせていただいたことは医師としての貴重な財産となりました.
 あがの市民病院は院内での勉強会が非常に盛んであり,私も「造影剤の急性副作用」というテーマで発表させていただきました.発表後は質問を頂戴し,発表者ながら多くの学びをさせていただきました.
 藤森院長をはじめ,スタッフの皆さんが優しく,面白く,活気に満ちた病院で,若年の自分がむしろエネルギーをいただいた程です.充実した研修ができたのも,ご指導いただきました先生方はじめ,スタッフの皆様の優しさと笑顔のおかげだと思っております.また機会を見つけて,新潟県にお邪魔させていただきたいと思います.ありがとうございました.
                                      
 

関東労災病院 臨床研修医 中村沙織(研修期間H31.1.7~H31.2.3)

 1ヶ月間、地域医療研修として受け入れていただき、有り難うございました。関東労災病院での研修とは違うことばかりで、日々学ぶことの多い1ヶ月間を過ごさせていただきました。
 研修の中で一番印象に残る学んだことは、『かかりつけ病院としての診療』についてでした。2017年4月に関東労災病院に初期研修医として就職し、5月から当直業務を行ってきました。当直業務は基本的に救急対応であり、外来をしていない初期研修医はその後のフォローアップを行うことはまずありません。たとえば喘息発作が疑われる患者であれば、呼吸困難や酸素化の改善を認めれば、その後の確定診断や薬剤の調整などはかかりつけ医に受診するようお話しして、その後の経過は私たちが知ることはありません。そのため、あがの市民病院での外来業務は今までの診療とは全く異なるものでした。あがの市民病院が近隣住民の方のかかりつけの病院であるためです。喘息発作が疑われる方が来られれば、発作の対応はもちろん、診断のための呼吸機能検査や呼気中一酸化窒素濃度の測定、コントローラーを含めた薬剤の調節、そして処方後の経過フォローを行うことになります。発熱やめまいにしても「かかりつけ医に相談してください」という言葉が何度も思い浮かんでしましました。外来診療について改めて考える機会をいただきました。
 また、あがの市民病院での当直業務を通して、検査の必要性について再度考えることができました。血液検査やCT、MRIまですぐに行える環境での当直業務に慣れていたため、検査をするために担当の方を病院に呼ばなくてはならないという状況下で、本当に血液検査や画像検査が必要であるのかどうかを考える必要がありました。
 私にとってふるさとである新潟での1ヶ月を過ごすという、とても特別な期間でした。大学から県外で過ごしており、1ヶ月間新潟に滞在するのは8年ぶりになります。親と見に来たことのある瓢湖の白鳥や、久々に聞く新潟弁、例年より少なくはありましたが雪の降る新潟の冬など懐かしいものに多々触れることができました。
 全く新しい環境での研修に最初は不安ばかりでしたが、丁寧に対応していただきながら、1ヶ月を有意義に過ごすことができました。最後になりますが、藤森院長をはじめ、上級医の先生方、外来や病棟の看護師さん、検査・放射線技師さん、薬剤師さん、事務の方々、研修に携わっていただいたすべての方々にこの場を借りて感謝を申し上げます。
本当に有り難うございました。

関東労災病院 臨床研修医 土屋玖美(研修期間H30.12.3~H31.1.6)

関東労災病院 臨床研修医 土屋玖美(研修期間H30.12.3~H31.1.6)

 この度はあがの市民病院にて地域医療研修をさせていただきありがとうございました。ひとりで知らない環境へ行くという不安と、12月の新潟という雪や寒さの不安を抱きながら新潟入りしましたが、藤森院長をはじめとする上級医の先生方、コメディカルのスタッフの皆さんにやさしく接していただき、不安がすぐに解消されました。感謝申し上げます。
 研修をして感じたことは、市の唯一の総合病院であり、周囲にクリニックも少ないため、地域の方々にとってなくてはならない存在なのだと強く感じました。私が研修している関東労災病院の周りにはたくさんの病院やクリニックがあり、患者さんには選択肢があります。しかし、ここ阿賀野では選択肢が少なく、病院からは“地域を守るのだ”という心意気を強く感じました。訪問診療をすること、患者さんが困っていたら様子を診るために入院を受け入れることも、そのためだと思いました。超高齢の患者さんが多いこの地域で患者さんに寄り添うためにやれるだけのことをやるという診療に触れ合うことができて、よい刺激になりました。
 また、主治医として外来および入院診療を行うことは初めてで、とても貴重な経験をさせていただきました。患者さんのproblem listを上げ、どのような検査や薬剤のオーダーをするべきか判断をしたり、退院調整など最初から最後までやらせていただきました。これまでは複数主治医の一担当医としてしか診療にあたったことがなかったため、とても刺激的でした。思っていた様な経過をたどらないために治療方針に悩んだりした際はとても不安でしたが、上級医の先生が的確にアドバイスを下さり、安心させていただき、感謝しております。また、藤森院長には、こまめに振り返りをしていただき、たくさんのことを学ばせていただき、本当にありがとうございました。
 12月ということでたくさんのイベントに参加しました。トナカイの格好をして、サンタ回診やクリスマスコンサートに参加しました。人前に出て何かをやることがあまり得意ではなかった私ですが、どちらも患者さの笑顔を見ていたら、とても楽しく、あっという間に終わっていました。まさか新潟日報に掲載されるとは思っていなかったので少し驚きました。また、病院全体の忘年会は初めてで、ここまで大規模なものは経験がなかったため、本当に楽しかったです。
 年末年始は、新潟で年越しをしました。元旦に日直をした後、2日に弥彦神社に初詣に行きましたが、一面銀世界でとてもきれいで、記憶に残る平成最後の年末年始となりました。
 あっという間の5週間でしたが、たくさんの経験をさせていただき、そしてたくさんの人のやさしさに触れました。研修が終わってしまうのはとても寂しいですが、帰っても経験が活かせるよう精進したいと思います。5週間、本当にありがとうございました。

天堂医院 臨床研修医 宇都宮尚典(研修期間H30.11.1~H30.11.30)

天堂医院 臨床研修医 宇都宮尚典(研修期間H30.11.1~H30.11.30)

 順天堂医院地域研修プログラムとして1ヶ月間、大変お世話になりました。藤森院長をはじめとする指導医の先生方、コメディカルのスタッフの皆様、事務の皆様方へこの場をお借りして深く御礼申し上げます。
 今年度よりあがの市民病院から順天堂医院の研修医を受け入れて頂いております。私の前に研修を行った同期からも研修環境の良さと研修の充実ぶりを聞いていましたし、普段研修を行っている都心部と地方・地域の違いを感じることも自分にとってプラスになると感じ、ここでの研修を非常に楽しみにしていました。
 研修内容としては、外来およびそこからの主治医としての入院管理が主でした。外来では、患者様の殆どが80歳以上と年齢層の高さを窺い知ることとなりました。症状をうまく表現できない方も多く、可能な限りの問診と身体診察、そして検査データを併せて診断し、最適な治療選択を行っていく中で自分の不勉強さを痛感するとともに主治医としての責任感も感じることができました。
 高齢者の多くの方は、経過観察も含め入院管理とさせていただくことも多く、その際には主治医として入院後のマネジメントもさせて頂きました。自らが治療や検査の計画を立案する上で、その意味やデータの解釈する能力について1ヶ月の中で大きく成長できたと感じています。また治療が奏功し無事に退院になるにあたって、患者様より直接感謝の言葉を頂いた際の充実感はひとしおでした。
 順天堂医院は超急性期~急性期の方を担当することが多く、退院後は外来担当の医師に引き継いでしまうため、その後の経過がわかりませんでした。それに対し、こちらでは退院後のフォローも自ら行うことで自らの選択に間違いはないか確認するためにも非常に意味のある研修であったと思っています。
 また、私の場合は来年度より消化器内科へ入局することが決定しており、診療の合間を縫って内視鏡検査をさせていただきました。大学病院においてはなかなか手技を経験する機会が得られなかったのに対し、松澤先生や中野先生そして新潟大学よりお越しの先生方から技術的な指導を頂きながら自ら最後まで検査を施行させていただく機会に恵まれ、非常に大きな経験となりました。
 私がここでの研修を楽しみにしていたもう1つの理由が休日でした。今月共に研修をしていた波多江先生と休みのたびに県内のゴルフ場へ赴き、紅葉を楽しみながらラウンドを楽しみました。また藤森院長よりかねてから「佐渡へ行くのも研修の一環」とお聞きしていたので、1日を使い佐渡島巡りもしました。天気に恵まれない日が多い中、奇跡的に私が行った日は雲一つない晴れ間となり、美味しい海の幸を堪能しつつ、岬からの素晴らしい眺望や夕暮れに感動しながら思い出深い1日を過ごすことができました。
 この他にもここでは書き切れないほど多くの経験ができ、1ヶ月があっという間に過ぎてしまいました。これも皆様からの温かいサポートあってのものと思いますし、短い期間ながらもここで得られた多くの経験を今後の診療への礎にしていけたらと思います。
 地域研修を、あがの市民病院で行えたことを幸せに思いますし、改めて感謝の意を述べさせていただきたいと思います。
 1ヶ月という短い期間ではございましたが、本当にありがとうございました。

天堂医院 臨床研修医 波多江文俊(研修期間H30.11.1~H30.11.30)

天堂医院 臨床研修医 波多江文俊(研修期間H30.11.1~H30.11.30)

 私たちの研修病院では、研修医2年目の1ヶ月間、地域研修として他院に赴任することが義務付けられています。そこで、私があがの市民病院を研修先に選んだ理由としては、せっかくなので今まで踏み入れたことのない地域に行ってみたいというものでした。
 初日から外来が始まり、入院を決め、治療方針を立て、家族へのIC(インフォームド・コンセント)、退院調整と、時には指導医に相談しながらも、ほぼすべての過程を自らの判断で行うことに多少の戸惑いを隠しきれませんでした。これまでの研修では、上級医が入院を決定し、その後の病棟業務に従事・専念することが多く、外来から退院さらに退院後の外来まで診ると行った経験は貴重なものになりました。外来では頭痛や誤嚥性肺炎、心不全、尿路感染症などをはじめとしたいわゆるcommon diseaseを多く診療しましたが、その中にも自分の知識の行き届いてない点や考え方などが多くあり、毎日外来に立つことで様々なことを学ぶことができました。1日の終わりにはフィードバックもあり常に次の診療に活かすことができました。
 基本的に内科的診療が主でしたが、来年度より整形外科に入局するということで外科診療も希望したところ、骨折の整復や切創の縫合に加え、整形外科や一般外科の手術にも参加させていただき、外科的にも多くの症例を経験することができました。
 地域といった面では、訪問診療や五頭の里への見学を通じて地域との結びつきや、そこに存在する超高齢者問題、単身世帯問題など社会的問題がわかり、普段学ぶことが少ないことも学ぶことができました。
 私的な面では、院長の勧めもありトキの島“佐渡”へ行かせていただきました。幸いにも天気が良く綺麗な海を見ることができ、楽しむことができました。さらに、毎週末レンタカーを借りて、近場では阿賀高原、遠地では越後湯沢まで、ゴルフに出掛けました。さらに新潟は食べ物もお酒も美味しく、夜はノドグロをたらふく食べ、スワンレイクビールで乾杯、白龍でまた乾杯といった幸せな時間を過ごすことができました。
 1ヶ月間という短い期間でしたが、様々なことを教えていただいた藤森院長はじめ諸先生方、いつも暖かく見守っていただいた外来・病棟の看護師さん、当直の際無理を言って来ていただいた検査部の方々、その他多くのスタッフの方々、最後に毎日お世話していただいた今成さん、本当にありがとうございました。慣れた頃にお別れというのは心惜しいですが、今回学んだことを今後も活かしていけるよう精進しますので、今後ともよろしくお願いいたします。

関東労災病院 臨床研修医 東條里沙(研修期間H30.10.8~H30.11.4)

関東労災病院 臨床研修医 東條里沙(研修期間H30.10.8~H30.11.4)

 この度は、関東労災病院の初期研修プログラムの地域医療研修として、あがの市民病院で1ヶ月研修を致しました。拙い文章ではありますが、ここにご報告致します。
 あがの市民病院の研修では、私にとって大きく新しいことが3つありました。
 1つ目は、診療の一貫性です。あがの市民病院の研修では、関東労災の救急外来とは異なり、一度外来で診て終わりではありません。入院した場合は主治医になり、外来診療した場合は再診を行います。初診患者さんを外来や入院で担当し、経過を追っていけることで、自分の判断・治療のフィードバックになりました。私は、初めての訪問診療で診察した患者さんが、後に体調を崩し、訪問看護師さんから受診相談を受けました。その後、外来で診察し、入院して診療しています。このように一貫した診療を行う中で、退院後や、最期の時までを見据えた診察・治療・病状説明を、意識することが出来るようになりました。
 2つ目は、医療資源の制約です。あがの市民病院の夜間救急外来では、即時にできる検査が限られています(待機でなく呼出し体制)。そのため、緊急性や検査の必要性を、よりシビアに判断する必要に迫られました。日頃、いかに血液検査や画像検査に頼っていたか痛感しました。同時に、問診や身体所見など道具の不要な診察、超音波や血液ガスなどのリアルタイムで簡易に行える検査の重要性を再認識しました。そして、問診・診察・手技の向上に努めようと思うきっかけとなりました。
 3つ目は、充実した観光地です。研修期間の休日は、佐渡ヶ島・弥彦村・村上市・新潟市・新津市・阿賀野市内と県内各地で、観光に食事に温泉を楽しみました。白鳥の降り立つ夕暮れ時の瓢湖は、まさに白鳥の湖、とても幻想的で素敵でした。まだまだ、行ってみたいところは、県内・阿賀野市内各地にたくさんあり、紅葉の季節もこれからです。新潟の方言をやっと聞き取れるようになってきたところであり、なにより患者さんの転帰を最後まで見届けたい思いもありますが、この経験を、明日からの診療に、人生に生かして、日々精進していきたいと思います。
 藤森院長を始め、関わって下さったあがの市民病院の皆さん、未熟な私を主治医として受け入れて下さった患者さんやそのご家族の方々に、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
 短い間でしたが、本当にありがとうございました。

関東労災病院 臨床研修医 吉田洋輔(研修期間H30.9.3~H30.9.30)

関東労災病院 臨床研修医 吉田洋輔(研修期間H30.9.3~H30.9.30)

 1ヶ月間という短い期間ではありましたが、充実した時間を過ごすことができました。あがの市民病院での研修で感じたこと、お世話になったすべての方々への感謝の気持ちを綴らせていただきます。
 研修が始まる前は、知り合いが全くいない新潟という地での生活に対する不安と、新しい環境で研修できることへの期待とで、妙な緊張感を持って研修開始の前々日から新潟の地に入りました。しかし、職員の方々の暖かさに触れ、不安はすぐに払拭されました。日々の生活で困っていることはないか気を配っていただき、廊下等ですれ違ったときには多くの方にお声がけいただきました。本当に感謝に堪えません。
 研修内容としては毎日内科外来で、主に初診の患者さんの診察を行いました。毎日外来に出ることで、治療効果を判断するための再診予約を入れることができたため、症状が良くなっていく様子をよりリアルタイムで診ることができました。さらに内科外来や救急外来で対応した患者さんで、入院が必要な症例は一部の専門性の高い症例を除き、ほぼ全例で主治医として入院管理を担当させていただきました。先生方のご指導のもとではありましたが、主治医という形で患者さんに関われたことは、とても良い経験となりました。病状説明や治療方針の決定などあらゆる面において、今までの研修生活とは違う責任感の重さを感じました。また、地域医療という急性期治療のみならず、その後の生活に関しても深く関わってくる現場で研修したことで、地域包括医療ケアの実際を経験することができました。
 休日にはたくさんの新潟の魅力に触れることができました。美味しいお米、日本酒、海鮮をいただき、連休を使って家族と佐渡にも行ってきました。多くの方々にアドバイスをいただいて、また新潟に来たいと思えるような休日を過ごすことができました。
 業務においても、生活においても、あがの市民病院の皆さんの優しさで何不自由なく過ごさせていただきました。藤森先生を始めとする指導医の先生方、看護師さん、薬剤師さん、検査技師さん、リハ科の方々、事務の方々、ほんとにたくさんの人にご迷惑をおかけしました。引っ込み思案な性格の私は、やっとみなさんとまともに会話ができるようになったところでの研修終了となってしまい、本当に寂しい気持ちです。この1ヶ月で経験したことを今後の糧とできるようにこれからも精進してきます。一ヶ月間ありがとうございました。

関東労災病院 臨床研修医 波多咲甫(研修期間H30.8.6~H30.9.2)

関東労災病院 臨床研修医 波多咲甫(研修期間H30.8.6~H30.9.2)

 研修前、あがの市民病院で研修をされた先輩方や同期から「あがの市民病院での研修はとても楽しい」と聞いていたので、わくわくした気持ちで伺いました。
 その期待通りにとても楽しくて実り多く、充実した1ヶ月を送ることが出来ましたので、拙い文章ではありますが、ここに報告させていただきます。
 まず、診療の場面では日々の外来診療・病棟管理・訪問診療に携わらせていただきました。外来では、これまで夜間の救急外来での経験しかなく、日中に自身の外来を持たせていただく経験が初めてでした。ある症状に対して緊急性の高い疾患の存在の有無を検討するだけでなく、その症状が出現した原因について、自身が納得できるまで追求する、という経験ができました。特に、藤森先生のもとで咳嗽を主訴とする患者さんの検査・治療について学ぶことが出来、これからの自身の診療に生かせる考え方を学ぶとても良い機会となりました。
 外来で入院加療の適応と判断した症例については、入院後も自身で担当させていただきました。やはり入院しなければならない症例は、高齢者の方が多く、入院の原因となった疾患は、感染症が多く、その治療だけではなく、元々併存している高血圧や糖尿病などのコントロールについても検討する必要があり、勉強になると同時に、そういった診療の困難さも痛感しました。また、高齢の方は入院して比較的早期にADLの低下が見られるため、ADL低下予防のリハビリテーションの重要性を改めて感じました。
訪問診療では、訪問先で患者さんの診察のみをするのではなく、患者さんを介護するご家族の悩みを聞くことで、必要なサービスの提案はもちろんのこと、悩みを聞いて共感するだけでも、介護で悩んでいるご家族にとって医療者の存在というのはとても心強く感じていただけるのだな、と気づきました。これからの超高齢化社会では、在宅で介護する機会が多くなると予測されますが、訪問診療がこれからの医療上欠かせないものであることを学びました。
 外来業務、病棟業務の両方において看護師さん方をはじめとしたコメディカルスタッフの方たちにとても優しく様々なことを教えていただき、慣れない環境ではありましたが、とても働きやすく感じました。スタッフの皆さんの優しさ、温かさに本当に感謝しています。
 休日は、先生やスタッフの方たちに薦めていただいて、様々な観光名所に行きました。車がないため、電車での移動でしたが、片道3時間かけて参拝した弥彦神社は緑に囲まれ、とても神聖な雰囲気で、心が洗われるようで印象に残っています。また、病院の皆さんと参加させていただいた民謡流しもみんなでおそろいの法被を着てワイワイ騒ぎながら踊ったり、お酒を飲んだり出来て、「ザ・お祭り」という感じでとても楽しい経験となりました。

 ここに書ききれない位のたくさんの貴重な経験を診療面でも、生活面でもたくさんさせていただきました。病院のみなさんにこの場をかりて、改めて御礼申し上げます。まだ、医師として頼りない点が多々あったかと思いますが、その度に相談にのっていただいたり、一緒に悩んでいただいてありとうございました。また水原にも遊びに来られたらいいなと思っています。1ヶ月という短い期間ではありましたが、新潟・水原・あがの市民病院が大好きになりました!

関東労災病院 臨床研修医 中山雄太(研修期間H30.7.9~H30.8.5)

関東労災病院 臨床研修医 中山雄太(研修期間H30.7.9~H30.8.5)

 この度は神奈川県川崎市にある関東労災病院の初期研修プログラムの地域医療研修の一貫として、あがの市民病院で一か月間研修させて頂きましたので、ここにご報告いたします。

 初めに日々の業務に関してですが、まず驚いたのは外来・入院患者の平均年齢の高さです。高齢になるほど多くの基礎疾患や生活環境の把握が重要となり、より多くの幅広い知識を求められ戸惑いました。外来では初診、再診の方、救急車対応までさせて頂き、入院となった場合は全例主治医となり、入院適応の判断から入院中の治療、検査、本人ご家族へのICなどと退院まで責任を持ち行うことができました。特に外来業務では多くのcommon diseaseを経験でき、また、救急外来のようなその場しのぎの診療ではなく、外来フォローとすることで患者様への診断や処方は適切であったか否か、症状の経過はどうだったのかなど知ることができ、研修期間中ではここでしかできない非常にいい経験となりました。当直帯ではできる検査が限られており、病歴・身体所見から得られる情報をいかに多くとり緊急性や検査の必要性の判断が必要でした。いかに日々の診療で検査頼みになっていたかを痛感させられました。初めての経験となる訪問診療では自力では動けない方が多く、訪問してくださる喜びや自分の体に異変はないかなどの不安が取り除かれている様子を見ることができ、必要性を肌で感じました。また、患者さんの背景要因、特に実際にどのような環境でどのように生活しているのかを知ることは入院適応やもし入院した場合の退院支援や介入するサポートなどは何が必要かなどの判断材料となり非常に大切なことだと感じました。

 業務終了後や休みの日にはスタッフの方々が勧めてくださった観光スポットや飲食店に足を運び、新潟の土地を満喫致することができました。3連休には佐渡ケ島に行ったり、特に瓢湖にはランニングついでに毎日のように日々成長していく蓮を眺めにいきました。蓮の花が満開の季節や白鳥渡来の季節も見てみたいです。私の出身の埼玉県は海がなく、毎日のように日本海の新鮮な海鮮料理や新潟のおいしい日本酒を味わえたのは本当に幸せでした。(体重が3kgも増えてしまったのはここだけの話です。)

 最後に藤森院長をはじめ、上級医の諸先生方、外来や病棟業務でお世話になったコメディカルや事務の方々、診療に携わらせて頂いた患者様と挙げればキリがないですが、皆様のサポートがあり未熟な私が一か月間の研修を無事に終了できました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。病院のルールや紙カルテ運用などシステムの違いに困っているときには「先生、大丈夫?来たばっかりでわからないよね。」と優しく声をかけて下さったり、「週末はどこいったの?ここがおすすめだよ」などと新潟を楽しめるような心配りなど温かく受け入れて下さり疎外感を全く感じずに過ごせました。業務やスタッフの方々とも慣れ親しんできた頃で非常に名残惜しいですが、あがの市民病院を離れた後もこの地域医療研修で学んだことを今後の診療に活かし、日々精進していきたいと思います。短い間でしたが、ありがとうございました。

関東労災病院 臨床研修医 鳥山風夏(研修期間H30.6.1~H30.6.30)

関東労災病院 臨床研修医 鳥山風夏(研修期間H30.6.1~H30.6.30)

 関東労災病院初期臨床研修プログラムの地域医療研修として、あがの市民病院で1ヶ月間研修をさせていただきました。短い時間ではありましたが大変お世話になりました。

 働き始めてまず感じたのは、スタッフの皆さんの温かさです。初めて訪れる土地での研修ということで、初日は大きな緊張と不安を抱えながらあがの市民病院に伺いましたが、先生や看護師などの医療関係者のみならず、事務や警備の方まで初日から笑顔で挨拶してくださって、緊張が解けるように感じました。研修が始まってからも皆さん積極的に話しかけてくださり、病院全体で私たちを歓迎してくださっていて、居心地の良い雰囲気でした。

 日々の研修の中で非常に多くのことを学ばせていただきましたが、特に勉強になったのは、主治医として診療に携わらせていただいたことです。診察して入院を決めるところから始まり、治療方針の決定やご家族へのIC、そして退院に向けての調整やリハビリテーションなど、全てを自分の判断で行うことができるのは、自由に診療ができて楽しいと感じる反面、人の命を預かることの責任を改めて感じさせられるものでもありました。患者さんを取り巻く全ての環境を把握して、長期的な方針を考えるという経験は、今後の研修に生きてくると思います。
また、外来を担当させていただいたことも、大変貴重な経験になりました。普段の研修では初期研修医は外来を担当しないので、外来でのフォローは自分にとって新鮮な感覚でした。外来で自分の出した薬が本当に効いているのか、自分の目で確認できることは、治療の成果がはっきりとわかり、喜びとやりがいを感じるものでした。
主治医として主体的に患者さんと関わるようになったからか、「先生に診てもらえて良かった」「また具合が悪くなったら先生のところに来るね」と患者さんに声をかけてもらえたことが印象に残っています。

 初めての経験ばかりで戸惑うことも沢山ありましたが、いつでも指導医の先生に質問できる雰囲気があり、指導とサポートが充実していると感じました。また、私の小さな質問にも嫌な顔一つせずに答えてくださった看護師や薬剤師の皆さん、事務の方々には大変感謝しています。

 土日は新潟観光を楽しみました。「佐渡に行くのは研修の一環だ」という院長のお言葉もあり、佐渡島に行ってのんびりとした休日を過ごさせてもらいました。その他にも自転車を借りて新潟市を回ったり、瓢湖で綺麗なあやめを眺めたりと、新潟・水原の魅力を存分に味わうことができ、良い思い出になりました。

 この1ヶ月間で、沢山の貴重な経験をさせていただき、大きく成長できたと感じています。全てはあがの市民病院の皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。ここでの研修で学んだことをこれからに生かし、今後も精進していきたいと思います。

順天堂医院 臨床研修医 岸もなみ(研修期間H30.6.1~H30.6.30)

 この度、東京・御茶ノ水にあります順天堂大学順天堂医院の地域医療として、あがの市民病院にて1カ月間の研修を行いましたため、ここに御報告致します。藤森院長をはじめ、諸先生方や多くのスタッフの方々に大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。

 東京から水原までの道中に車窓から見える田園風景は、これまで東京で育ってきた自分にとって新しくもあり、また何故か郷愁を感じさせるような不思議な感情をもたらしてくれました。道端には様々な草花が生い茂る新緑の季節であり、燕が飛び回るこの様な時期に研修を行う事ができたことは非常に幸いです。研修寮では外から聴こえるカッコウのさえずりが目覚まし代わりとなるなど、こんなにも身近に自然を感じた生活の経験はありませんでした。週末には瓢湖へ出掛け、目にも鮮やかな青藍色や苅安色をした様々な顔つきのアヤメを観察し、白鳥が水面を走る音に驚嘆したり、新潟で新鮮な海鮮を求めてお寿司に舌鼓を打ったりと、心行くまで新潟を堪能することが出来ました。

 私は大学病院にて高度急性期の患者さんの診察や治療を行う研修を行って参りましたため、post acuteおよびsub acuteなども担うあがの市民病院での研修は、今迄の概念を根底から覆すようなものでありました。大学病院の研修では外来診察を行うことはありましたが、そこから入院後も引き続き自分が主治医となって担当することは初めてでした。一人の医師として診察や治療の計画を立てることで責任感を持つと同時に、自分の知識不足を痛感することで、積極的に勉強し知識を吸収していこうという自発性も生まれたと考えます。

 外来では殆どの患者さんが80歳から100歳の高齢者であり、高齢化社会が叫ばれて久しい昨今、地域密着型の市民病院にて日本の現状を身を以て知ることとなったように思います。大学病院では病床数の関係などから、入院には至らなかったり、急性期を脱した患者さんはすぐに退院したりということが多かったのですが、あがの市民病院では経過観察のため入院するといったこともあり、疾患のみにフォーカスを当てるのではなく、全人的な視点でより患者さんやご家族に寄り添う医療を提供する姿勢を学ぶことが出来たと考えます。訪問診療も経験させて頂き、今後このような形態の医療ニーズの増加が懸念されるであろうということを肌で感じました。また認知症で食欲低下したりといった慢性期の患者さんに対する今後の治療方針の決定などのICを行い、一人一人の患者さんとご家族にとって最善な治療について一緒になって考えていくことが重要であると実感致しました。

 先生方からのきめ細やかな御指導やスタッフの方々の手厚いサポートにより、漸くこの環境にも慣れてきた頃に地域医療研修を修了することは大変名残惜しく思います。地域医療研修がこんなにも充実したものとなったのは、ひとえにあがの市民病院の方々および患者さんのおかげであると強く感じております。今回の貴重な経験を今後の人生に役立て、信頼される全人的な医療を行うことが出来るよう心掛けて参ります。大変お世話になりました。

関東労災病院 初期臨床研修医 出口祐樹(研修期間H30.5.7~H30.6.1)

関東労災病院 初期臨床研修医 出口祐樹(研修期間H30.5.7~H30.6.1)

 この度は地域医療研修として1ヵ月間大変お世話になりました。
 東京生まれ東京育ちの私にとって、新潟県阿賀野市に来て最初の印象はとんでもない田舎に来てしまったというものでした。見渡す限りの田んぼ、スーパーに行くのも車が必要という環境で、1ヵ月生活できるのかとても不安でした。しかし、いざ始まってみると、そんな心配は全くの杞憂でした。困ったことはないかといつも気にかけてくださる事務の方々、現場でやさしくサポートしてくださる看護師さん、やさしく丁寧に指導してくださる先生方、他にもたくさんの職員の方々が支えてくださり、この1ヵ月を本当に楽しく、充実したものにすることができました。

 あがの市民病院での研修は日々新鮮で勉強になるものでした。外来では一般内科医として初診の方々を診させていただきました。関東労災病院での研修と違い、毎日外来を行っているため、一度診た患者さんを再診でフォローすることで、自分の診断が正しかったのか、出した薬で患者さんの症状は改善したのか、確認することができ、とてもためになりました。なにより元気になったと少し嬉しそうに話してくださる患者さんと接することができ、医者になった喜びを感じました。
 病棟では、外来で入院決定した患者さんをそのまま主治医として担当することができ、今までより責任感を持って診療を行うことができました、日々の治療内容を考えるだけではなく、元の生活環境などを考えながら退院調整を依頼したり、ご家族と今後の方針を話し合い、時には経口摂取を諦めていただく決断をしたりと、病気だけを診るのではなく、患者さん1人1人のことを考え診療することの大切さを学ぶことができました。

 また訪問診療を通じて地域医療について考える良い機会になりました。ご高齢のご夫婦二人暮らしの方など、体調が悪くなっても病院に行くことができず、満足な医療を受けられない。そんなことにならないよう、これから高齢化が進む日本において、地域を支える医療の重要性を実感しました。

 休みの日には佐渡島に行き金山見学をし、美味しい寿司を満喫し、寺泊に行き油のたっぷり乗ったのどぐろを食し、月岡温泉で汗を流すなど、新潟生活を満喫することもできました。

 短い期間ではありましたが、皆様のご指導のおかげで充実した研修を送ることが出来ました。今では東京に戻りたくなくなっています。また機会があれば阿賀野に戻ってまいります。1ヵ月間、本当にありがとうございました。

順天堂医院 臨床研修医 田崎友理佳(研修期間H30.4.2~H30.4.27)

順天堂医院 臨床研修医 田崎友理佳(研修期間H30.4.2~H30.4.27)

 1か月間大変お世話になりました。私の所属する順天堂大学医院では、今年から初めてあがの市民病院で地域研修ができるようになり、私達二人はそのトップバッターとして4月に伺いました。前情報がなく不安ばかりの状態で始まった研修でしたが、初日に病棟に挨拶に回ると、たくさんのスタッフの方が笑顔で迎えて下さいました。あの時の皆さんの笑顔で緊張と不安が解けていく感覚を今でも覚えています。「4月に2人も研修医の先生が来てくれて、春が来たみたい」その言葉が本当に嬉しく、1か月間精一杯働こうと思いました。

 働き出してすぐに感じたことは、コメディカルスタッフの方々の技能の高さでした。外来・病棟に関わらず、スタッフの方々が私達より先に患者さんの状態の変化や今後必要になる検査や処置に気が付いて動いて下さる、その環境に驚きました。慣れない環境でしたが、そんな優秀で優しいスタッフの方々のお陰ですぐに馴染むことが出来ました。

 研修内容に関しては、外来で担当し入院となった患者さんの主治医にして頂けたことが何より勉強になりました。診断から治療方針、入院期間、退院後の生活まで全てを判断させて頂けるため、責任感を持って患者さんとそのご家族に対応することができました。また、判断する際には常に上級医の先生に相談できる環境が整っており、小さなことでも相談しながら考えることができ非常に勉強になりました。週に一度は訪問診療に伺う機会もあり、患者さんの身体の状態だけでなく、ご家族や自宅での生活を考えながら治療を考えていくという医療の形を見ることが出来ました。その他にも、空き時間には帝王切開に立ち会ったり、当直で対応した虫垂炎の患者さんの手術に参加したりと内科以外の経験も積ませて頂きました。上級医の先生方は本当に優しく、院内でお会いすると「大丈夫?」と常に気にかけて下さり、何度も相談を持ち掛けてしまいました。院長先生は非常にご多忙な中、毎日の業務終わりにその日に診た患者さんに関してのフィードバックの時間を作って下さり、とても恵まれた研修体制であったと思います。

 また、仕事終わりには近隣の観光地や美味しいお店巡りもさせて頂きました。瓢湖、旦飯野神社に始まり、お気に入りの焼き鳥屋さんも見つけて何度も足を運びました。休日は院長先生の故郷である佐渡島に出掛け、佐渡金山を観光したり新鮮なお寿司や大自然を楽しませて頂きました。
1か月という期間は、本当にあっという間でした。至らない点が多々あったと思いますが、どんな時も優しく対応してくださった看護師さん、上級医の先生方、総務課の方々、リハビリスタッフの方々、薬剤部の方、検査部の方、警備課の方々、挙げればきりがありませんが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。スタッフの方々と顔見知りになり、環境に慣れたところでこの地を離れることになるため、今はとても寂しいです。自分の病院に戻ってからも、ここで得た経験を生かして精進していきたいと思います。本当にありがとうございました。また、水原に来る機会がありましたら宜しくお願い致します。

順天堂医院 臨床研修医 東名怜(研修期間H30.4.2~H30.4.27)

 この度は地域医療研修で1カ月間お世話になりました。順天堂医院では地域医療研修として今年度からあがの市民病院を選択できるようになったとのことで、藤森院長の研修プログラムに大変興味を持ち、慣れ親しんだ土地から離れ、新しい環境に挑戦したいという思いもあったため選ばせていただきました。
 正直なところ始まる前は不安ばかりでした。しかし初日から病院全体で歓迎していただき、すれ違った皆さんもしっかり目を見て挨拶をしてくださったり、些細なことも気にかけていただいたり、想像以上に歓迎していただけて大変うれしく思ったことを覚えています。

 研修内容としては主に外来患者さんを診させていただき、問診、診察、検査のオーダーや治療など、メインのことはほとんど全て担当させていただきました。そして自分が入院させた患者さんの主治医となり、退院までのアセスメントを行います。ICなども私達自らさせていただき、主体的に診療に取り組む姿勢が身に付きました。また、日々院長先生からのまとめがあったため、知識を補い修正していただき、次に繋げることが出来ました。
 大学病院ではなかなか経験することのできなかった内科のcommon diseaseをたくさん経験できたこと、自分で検査のオーダーを立てて治療方針を考える力が身についたこと、医師として責任感を持って患者さんと接すること、他にも数え切れないほどの貴重な経験をさせていただきました。最初はどんな検査をオーダーすればよいのかとあたふたすることもありましたが、徐々にこの患者さんにはこの検査をしよう、この症状にはこの薬を使おう、などと自分で判断できるようになり、診療が楽しく感じられるようになりました。簡単な診療であれば手探りながらもある程度は自分で出来るようになったという自信にも繋がり、今後何科へ進んだとしても必要であろう知識は徐々についてきたと日々やりがいを感じておりました。

 私の勤務している病院では日々の病棟業務に追われ、言われたままのことをこなすだけの事務作業になってしまいがちでしたが、あがの市民病院では一切無駄なことがなく、日々の診療もスムーズに行えるように工夫されているなと思いました。上級医の先生方だけではなく、看護師さんや薬剤師さん、事務や総務課の皆さんなど、関わってくださる全ての方が、私達が働きやすいように調整してくださったため大変働きやすく、ストレスなく1ヶ月間を過ごすことが出来ました。

 都会と地域、大学病院と市中病院ということで普段と全く異なる環境でしたが、あえて真逆の環境を選択して正解だったと痛感しております。都内からほとんど出たことのなかった私にとっては、特に刺激的で毎日が新鮮でした。大げさではなくあがの市民病院で研修させていただき、自分の中の医療の常識が変わったと感じています。1ヶ月という短い期間ではありましたが、視野が広がり濃厚な研修が出来たと自負しております。

 また、仕事が早く終わった日には地域を観光するようにと院長先生がおっしゃられたため、一緒に研修している同期と共に自転車で阿賀野市を散策し、満開の桜で彩られた瓢湖を見に行ったりもしました。休日には時間を有効活用し新潟市や佐渡市の観光もでき、佐渡金山へ行ったり、美味しい寿司を食べたり、地域の雰囲気を味わうことができ、私にとってかけがえのない思い出となりました。

 慣れない環境で、病院のルールも分からず、至らない点は多々あったと思いますが、皆さんには本当にお世話になりっぱなしで、地域ならではの人の温かみを感じました。あがの市民病院の方々には感謝してもしきれません。私の研修記録を読んであがの市民病院での研修に興味を持ってくださる方が増えれば幸いです。今回の地域医療研修で得た経験を糧に、今後医師として精進していきたいと思います。

関東労災病院 臨床研修医 冲永紗百合(研修期間H29.11.1~H29.11.30)

関東労災病院 臨床研修医 冲永紗百合(研修期間H29.11.1~H29.11.30)

 この度、関東労災病院初期研修プログラムの地域医療研修として、あがの市民病院で1ヶ月の研修を無事終了いたしました。関わってくださった皆様に心より感謝申し上げます。研修を通じて得た貴重な経験について僭越ながらご報告いたします。

 あがの市民病院は療養型施設を含め250床の中規模施設です。少子高齢化のすすむ人口約4万人の阿賀野市にある唯一の総合病院として市の医療の中核を担っています。地方都市の総合施設での勤務が初めての私にとって、研修生活は新しい挑戦と発見の毎日でした。
まず日常診療での幅広い医療知識とそれに基づく迅速な判断の重要性を再認識しました。外来・入院いずれでも複数の基礎疾患を持つ高齢患者が多く、臓器別専門的知識よりも一般内科的、マイナーも含めた網羅的知識が必要とされ戸惑いました。また当直帯では検査の制約があり、病歴や身体所見のみから緊急性を判断する必要がありました。自分の専門に偏った医療知識や検査に頼りがちな診療を見直し、丁寧な診察を心がける良い機会をいただきました。

 次にチーム医療に携わる様々な医療従事者の存在とその多忙さに驚きました。例えば1人の高齢入院患者には看護師による細々した日常生活のケア、作業・理学療法士のADL評価、さらに介護保険や公的扶助などの社会保障導入に社会福祉士やケアマネジャーの介入が必要です。この他にもチーム医療には多くの医療スタッフの存在が不可欠であり、その土俵づくりが医師の重要な役割のひとつだと感じました。あがの市民病院の病棟は開放的で各職種の方々とのコミュニケーションがとりやすく、充実したチーム医療の提供を考え、実践することができました。

 高齢患者への対応に困った場面も多くありました。地方の高齢患者さんといえばなんとなく温和な印象がありましたが、実際は意志が強く自立しており入院拒否されてしまうことがありました。初めての訪問診療では身寄りのない認知症の高齢夫婦の方がいらっしゃいました。そんなときでも上級医の先生方は柔軟な対応をされており、患者さんに寄り添う先生方の模範的診療とその卓越した人間性に感動しました。患者の満足する医療には疾患だけでなく人として患者を診ることも大切であると思いました。

 今後、地方ではますます過疎化、高齢化がすすみ、地方で働く医師は上で述べたような様々なスキルを要求されます。現在の医療システムの元では、私と同世代の医師は将来地域医療に従事する可能性があることを再認識し、日常診療での取り組み方を改める必要があると思いました。
 全く新しい環境の中、医師として人としての実力不足を痛感したつらい日もありました。しかしそんな私が今こんなにも充実した気持ちで研修を終えられたのは、藤森院長をはじめ、関わってくださった医療関係者の方々、総務課の皆さん、秘書の今成さん、そして未熟な私を主治医として受け入れてくれた患者さんの温かい支えのおかげです。短い間でしたが本当にありがとうございました。この経験を今後の人生に活かして日々精進していきたいと思います。

関東労災病院 臨床研修医 出内悠紀(研修期間H29.10.1~H29.10.31)

関東労災病院 臨床研修医 出内悠紀(研修期間H29.10.1~H29.10.31)

 1ヶ月間の地域医療研修でお世話になりました。所属する関東労災病院のプログラムでは、地域医療研修は地元のクリニックとあがの市民病院との選択制でした。どちらもそれぞれの魅力はあると思いますが、医師としてスタート地点に立ったばかりで、毎日が新鮮なこの時期だからこそ、1ヶ月というわずかな期間ではあっても、環境の大きく異なる地での研修で考えさせられ、また得られるものも多いのではないかと思い、新潟での研修を選択しました。当然ながら関東労災病院以外での勤務の経験がなく、未熟な自分と初めての異なる環境に、研修前は不安でいっぱいでした。しかし、あがの市民病院のスタッフの皆様が初日から温かく迎えてくださったお陰で、思ったよりもスムーズに馴染むことができたと思います。

 関東労災病院では、日中は病棟業務中心であり、外来といえば夜間の救急外来のみでしたが、あがの市民病院では日中の内科外来も担当させていただきました。救急外来は受診時や翌朝、長くても週明けまでの2,3日といった短期的な医学的処置・管理の場であることに対して、内科外来では、疾患のみならず日常生活も含めた医療・保健への関わりがあり、時間軸や背景の違いに最初は大きく戸惑いました。しかし、一症例一症例に対して必ず指導医からの丁寧なフィードバックがあり、徐々にその場しのぎの診療ではなく、その人個人の生活背景を意識し、また中・長期的スパンでの治療計画も念頭におきながらの問診や診察を意識することができるようになったと思います。また、救急外来ではなかなか経験することのない、受診後の定期フォローアップを行うことで、自分が行った治療の効果を実際に診て感じることができました。外来フォローだけでなく、自分の外来から入院した患者さんに関しては、そのまま病棟でも主治医を務めるシステムであったため、最初から最後まで患者さん本人、またご家族に対して、緊張感・責任感を持って診療に臨むことができたと思います。

 診療だけでなく、休日には自転車や公共交通期間を利用して様々な場所へ足を運びました。車がなく不便なこともありましたが、その分地域の空気を直に感じることができました。訪問診療でも感じたことですが、病院は非常に特殊な空間であり、日常生活での病気との付き合い方を考える上では、地域の環境やその土地特有の空気感を知ることは大事だと思うので良かったです。

 至らない点は多々あったと思いますが、スタッフの皆様の温かいご指導、お力添えのお陰で充実した1ヶ月となりました。ありがとうございました。

関東労災病院 臨床研修医 宮内諒(研修期間H29.8.1~H29.8.31)

関東労災病院 臨床研修医 宮内諒(研修期間H29.8.1~H29.8.31)

 神奈川県川崎市にあります関東労災病院から、今回、あがの市民病院で1か月間、地域医療研修ということで、来させていただきました。まず、初めて来たときの印象は、事務を含め職員の方々が自分を本当に歓迎してくださっていると思いました。私の仕事がしやすいように、福利厚生を含め、何から何まで良くしてくださって、感謝してもしきれませんでした。また、看護師さんを含めコメディカルの方々も、進んで話しかけてくださり、私が困っていると、いつも手を差し伸べてくださいました。この病院の職員の方の温かさをいつも感じておりました。
 
 私が勤める臨床研修病院とは、考え方、環境、患者背景など異なることも多々あり、最初は慣れない部分もありましたが、皆様のおかげで少しずつではありますが、成長を感じておりました。また、こちらの病院では、私を主治医として扱ってくださって、検査や治療方針、患者様本人、ご家族へのICなど自らさせていただきました。内科のcommon diseaseは幅広く診ることができましたし、私が外来で診察し、入院となった患者様をそのまま担当し、責任をもって診させていただきました。この経験はなかなかできるものではなく、今回この病院で研修できて本当に良かったと思った瞬間でした。また、診療もほったらかしではなく、ちゃんと指導医の先生方がサポートしてくださり、質問もしやすかったので、大変勉強になりました。普段の診療でも、一日の終わりに必ずフィードバックをしてくださり、知識の偏りを正してくださいました。訪問診療に実際に行かせていただいたのも貴重な経験でした。
 
 休日は、温泉や美味しい寿司を食べに行ったり、花火を見たり佐渡にいったりと仕事後も充実しており、様々な場所の観光ができました。また、水原のお祭りで民踊流しを病院のみなさんと踊れたのは一生の思い出になりました。新潟、そして阿賀野市、水原という土地の魅力を堪能でき、非常に満足しております。大げさではなく、阿賀野市が第2の故郷の様な気がしております。
 
 短い期間ではありましたし、至らない点が多々あったとは思いますが、皆様の温かいご指導で、大変充実した研修を送ることができました。後輩にも是非、あがの市民病院で研修しなさいと伝えたいと思います。本当にありがとうございました。皆様の健康とご多幸をお祈り申し上げます。

関東労災病院 臨床研修医 田中つるぎ(研修期間H29.7.1~H29.7.31)

関東労災病院 臨床研修医 田中つるぎ(研修期間H29.7.1~H29.7.31)

 関東労災病院からの地域医療研修で、あがの市民病院に1か月間お世話になりました。慣れた親しんだ土地や環境から離れることで、新たな経験と視野を得られるのではと考え、あがの市民病院での研修を選択致しました。
 私の務める臨床研修病院では、病院全体の教育体制が整っていることに加え、医師と研修医とでは立場もはっきりと違います。研修医2年目になり、指導医に言われるがまま多くの仕事に追われ、いつの間にか日々の診療が過ぎて行くことに、これでいいのかと考えるようになっていました。

 あがの市民病院において外来診療や病棟で主治医を務めることは、2年目の研修医にはとてもありがたい経験でした。判断し、決断し、実行し、結果が見える。全てが新鮮で緊張感がありました。悩むこともたくさんありましたが、そのどれもが印象的で、自らの経験として深く刻まれたと思います。自らの責任で動くことは、怖くもありやりがいもあり、自分の病院では出来ない経験であったと思います。
 外来や病棟の業務では、指導医へコンサルトがすぐに可能で、フィードバックも常にありました。コメディカルの方々とも交流を持ちやすい雰囲気で、時に話し合い、時にご指導頂き、より質の高い医療に繋がったと思います。
また、業務に忙殺されることはなく、豊富な症例数に対して教科書や文献を検索する時間もきちんとありました。自分の能力に合わせてバランスを調節出来るだけの余裕があり、日々の診療をきちんと消化することが出来る環境でした。

 慣れない土地で、知り合いもおらず、最初は戸惑いを感じたのが正直なところでした。想像以上に暖かく迎えて下さった院長や指導医の先生方はもちろん、コメディカルの方々、事務の方々、病院の全職員方に本当にお世話になりました。職場だけでなく、住環境に関しても細やかな気遣いとサポートのおかげで、ストレスなく1か月を過ごすことが出来ました。
 業務の中では患者様やご家族と交流し、この土地の温かな人間性を感じることができました。休日には新潟県の観光に足を伸ばし、この土地の空気に触れました。1か月経つと、なんだか離れ難く、阿賀野は私にとって特別な土地となりました。

 至らない点がたくさんあったかと思いますが、受け入れ、支え、ご指導いただき、本当に感謝しています。貴重な経験を自らの成長の糧とし、これからも邁進して参ります。


病院のご案内

あがの市民病院

〒959-2093
新潟県阿賀野市岡山町13番23号
Tel:0250-62-2780(代表)
Fax:0250-62-1598

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午後2時30分~午後4時30分まで

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